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原付2種の基礎知識



今回のコラムは、「原付2種」の基本について簡単に書いてみようと思います。
かくいう僕も、「原付2種」についてはシロートですので、分かる範囲でしか書けませんが。(分からんことを書けるワケないやん(^_^;))



さて、運転免許には普通二種や大型二種といった二種免許と呼ばれるものがあります。


二種免許は、有償で人を運ぶ車を運転するのに必要な免許です。
ややこしい書き方ですが、分かりやすく言えば路線バスや観光バス、タクシーの運転がそれに該当します。


結構責任のかかってくる免許なんですね。


乗客を快適にお運びするプロフェッショナルだけが持つことを許される、プレミアム免許と呼んでおきましょうか(笑)。
ただし、二種免許が必要なのは、料金をもらって乗客を輸送している場合に限ります。

乗客がいないときの運転(回送など)や、無償で乗客を輸送している場合(旅館の送迎など)は二種免許は必要ありません。
一種免許でOKです。


本来のドライバーに代わって車を運転する「代行運転」も二種免許が必要です。


そういうわけで、「原付2種」も「2種」だけあって、有償でバイクでお客さんを運ぶためのプレミアム免…ボカボカッ バタッ むぎゅ〜。



…ではありません。「原付2種」は「二種免許」とは何の関係もありません。
「一緒にするな」とバスやタクシーの運ちゃんに どつかれそうですね、ハイ。



えーと、原付2種は、われらが49ccの原付バイク(←以後「原付1種」)
すぐ上の兄貴分にあたるバイクたち
のことです。
別に姉貴分でもいいんですけど。まぁいいか。


原付2種には「原付」の名が冠されていますが、「原付1種」とはまるで別物のバイクです。


では、どういったところが別物なのか、特徴やメリット、デメリットを紹介します。
これでアナタも知ったかぶり原付2種マニアの仲間入り?(笑)


まず、きわめて重要な前提として、


原付1種(50cc未満)
原付2種(51〜125cc未満)というのは車両法での区別であって、

道路交通法ではそれぞれ、
原付 ・ 普通二輪
(小型二輪とも言う)と区別されています。



運転する上では全て道路交通法に従います。
車両の維持に関しては車両法がかかわってきます。



例:標識で「原付のみ通行禁止」と書かれていた場合、通ってはいけないのは「原付1種(50cc未満のバイク)」のみです。



原付2種の特徴・メリット↓

1:排気量は51cc超〜125cc未満です



つまり、原付1種にある、3つの大きな制約がありません。

二段階右折は不要ですし、
法定速度も車と同じ60km/h
です。

原付1種は、走行レーンが左端の1車線に限定されていますが、
原付2種は、車と同じようにどのレーンを走ってもOKです。
2:エンジンのパワーにゆとりがあります



原付1種はしょせん50cc。街中をトコトコ走るのには十分ですが、
流れの速い幹線道路ではエンジン全開でもついていけないこともありますし、上り坂ではモタつくことも普通です。

が、原付2種なら、排気量の大きさのおかげでパワーがあり 実用的な速度域をカバーできます。
加速も軽やかで車の流れにも十分乗れます。
3:手頃感があります



20万円台前半〜30万円程度で買えます。
Dio(ホンダ)やJOG(ヤマハ)など原付1種スクーターの新車の相場が14万〜19万円が中心なことを考えると、
項目1、2のメリットを加味しても安い。コストパフォーマンスに優れていると思います。

ちなみに、我が家のLEAD50は19万9000円ですが、兄貴分のLEAD100は22万9000円と、3万円の差しかありません。
(※↑初出時。現在、LEAD50・100は現行モデルではありません)
4:維持費が安い



自賠責保険や任意保険は車両法での扱いですので、原付1種、原付2種共に同じ値段。

軽自動車税は、原付1種が1000円なのに対して、
原付2種は、90cc未満が1200円、125cc未満が1600円と大差ありません。
5:コンパクトな車格



利便性を重視した100〜125ccクラスのスクーターや、
スーパーカブ(ホンダ)や、メイト(ヤマハ)などのビジネスモデルの車両サイズは、
原付1種と同じ大きさか1回り大きい程度でおさまっています。

車両重量は、エンジンが大きくなるため少々重くなりますが、慣れの問題と思います。


ちなみにLEAD50とLEAD100は、全長・全幅・全高の3サイズとも全く同じの「双子車」です。

↑のように、ベースが同じで原付1種と原付2種の2モデルある「双子車」は、
50ccのエンジンの内径(ボア)を広げて排気量を上げただけのものも多いです。
6:2人乗り可能



解説不要ですね。
でも、項目5で挙げたコンパクトなバイクで2ケツは正直辛そうです。シートが小さいので…。
現行モデルではありませんが、AXIS90(ヤマハ)やアドレスV100(スズキ)は2人乗りできますが、
どう見てもシートは一人乗り用。
7:セカンドバイクに最適



僕のように大型(大柄)のバイクを持ってる方ならよく分かると思うのですが、
これらのデカいバイクは実用性がまるでありません。
そこでセカンドカーならぬセカンドバイクとして原付2種を持ってる方は結構おられます。

任意保険も「ファミリーバイク特約」を使うと、安く上げられるのが大きいポイントです。
僕は母親のLEAD50を勝手にセカンドバイク化してますけど(笑)。
8:フロントフェンダーをなぞるように、白いシールが貼られ、リアには△マークが付けられています。



これらは二輪車メーカーが自主的につけているだけで、法的な根拠はありません。
【5】で出てきた双子車をパッと見分けるのには便利かな、ぐらいのモノです。
9:90cc未満は黄色いナンバー、125cc未満はピンクのナンバーが付けられます。



ピンクはほとんどのバイクにマッチせず、目立って恥ずかしいだけと感じるのは僕だけでしょうか(笑)。



原付2種のデメリットはというと…↓

1:最低でも普通二輪小型AT限定免許が必要



「原付」とついているので、勘違いを起こしそうですが、
運転はあくまでも道路交通法に準じますので、原付免許では運転できません。


つまり、125ccのスクーターに乗りたいだけでも教習所に通わなければならないわけで、
免許取得にはカネも時間もかかります。

ちなみに原付2種のAT限定を取得したい場合、普通免許持ちで最速3日でOKです。


原付免許だけで原付2種に乗ると無免許運転ですよ〜。
2:車種に偏りがある



原付2種の致命傷といえるでしょう。
原付2種の90%までがスクーターと、カブなどのビジネスバイクの現実。

両者ともATなので、もはやこのカテゴリは「日常の足」レベルが定位置になっています。
「それでいい」と おっしゃる方にとっては天国みたいなカテゴリになりますけど(笑)。

現行の国内モデルでスポーティーな125ccのバイクって、何かありましたっけ?……思い当たりません。寂しいなぁ。


最近の原付2種のヒット作は、台湾で生産しているマジェスティ125(ヤマハ)でしょうか。


※台湾製のスクーターなどは国産バイクとは違った雰囲気を持ち、結構人気があります。




毎朝の通勤時には、原付2種スクーターを多数見かけます。

日本の都市部の混雑した道路事情を考えると、
小回りも利くし、快速な原付2種スクーターはNo1の乗り物
ですね。



分かる人は分かるこの魅力。
AT二輪免許制度で、原付2種にさらに光が当たるのでは…と思っています。

 


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